フォレスター スバル 評価

フォレスター、雪道における性能は最強という評価の根拠は?

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冬を迎えると、道路は滑りやすくなります。

雪国での走行においては4WDのクルマは欠かせません。

数ある4WDのクルマの中でもフォレスターは雪道において最強の車という説があります。

今回はその説の検証していきたいと思います。

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駆動方式と代表的な車種

フォレスターについて考察する前にまず、クルマの駆動方式についておさらいしてみましょう。

クルマはエンジンの位置と駆動方式によってFF、FR、MR、RR、4WDの5タイプに分かれます。

引用:https://www.webcartop.jp/2018/06/242058

引用:http://qa.jaf.or.jp/mechanism/structure/06.htm

FF:Front engine Front drive(フロントエンジン・フロントドライブ)

車両の前に搭載されたエンジンで前輪を駆動する方式です。

悪天候にも比較的強く、国内では最も多くの車種で採用されている駆動方式です。

FFは駆動力を後輪に伝えるプロペラシャフトが不要になるため、室内が広く作れることが特徴。

ただ、駆動輪と操舵輪が一緒になるため最小回転半径が大きくなりがちで、アンダーステア(一定のハンドル角で旋回しているとき、速度が上がるにしたがってクルマの向きが外側に膨らんでいく現象)傾向が強くなる運転特性があります。

代表的な車種・・・ デミオ、スイフト、フィット、シビック、デミオ、スイフトなど

 

FR:Front engine Rear drive(フロントエンジン・リヤドライブ)

車体の前に搭載されたエンジンで後輪を駆動する方式です。

俗に言う「アメ車」にはこのタイプが多いです。

挙動が穏やかでコントロール性に優れる特性を持ちます。

また、運転し易いことから根強い人気を誇ります。

FRは前輪に駆動力がかからないため、素直なステアリングフィールが得られることが特徴で、スポーツタイプのクルマに適した駆動方式ということができます。

代表的な車種・・・ RX-8、S2000、フェアレディZなど

 

RR:Rear engine Rear drive(リヤエンジン・リヤドライブ)

アールアールと読み、後輪軸より後ろ寄りに搭載されたエンジンで後輪を駆動する方式です。

トラクションと制動安定性で有利ですが、一般道では高回転まで上げないと本来のエンジン特性を発揮できないかもしれません。

代表的な車種・・・ ポルシェ 911など

 

MR:Mid engine Rear drive(ミッドエンジンリヤドライブ)

車体の中央寄りに搭載されたエンジン(ミッドシップ)で、後輪を駆動する方式です。

トラクション・制動安定性・運動性能が有利で、レーシングカーのほとんどが採用しています。

限界は高いのですが、RRと同じく高回転まで上げないと本来のエンジン特性を発揮できないかもしれません。

代表的な車種・・・ NSX、F430など

 

4WD(AWD):4 Wheel Drive(4ホイールドライブ)

四輪駆動のこと。四輪ともに駆動力を伝達する駆動方式で、絶大なトラクション性能と安定性を誇ります。

ただし、ベース車両が前輪駆動か後輪駆動か、パートタイムかフルタイムかなどによって特性が違い、乗りこなすには独特の技術が必要です。

4WDは4輪に駆動力を伝えるので、滑りやすい路面などに強いのが特徴で、高速走行時の直進安定性や操縦安定性に優れるシステムといえます。

代表的な車種・・・ フォレスター、GT-R、ランエボ、インプレッサ アウディなど

 

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雪道に強い車種

基本的に4WDは雪道に強い駆動方式となっています。

雪道に強い車でランキング上位陣を簡単に紹介します。

★日産 エクストレイル

引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/sp.html

エクストレイルは電子制御カップリングを使用した4WDです。

切り替えスイッチをオートモードにしておくことで、普段は前輪駆動で走行しエンジンの負担を抑えて低燃費に貢献し、凍結路や水たまりなど滑りやすい路面で前輪のスリップを認識すると同時に後輪へ駆動を伝えて100:0から50:50までトルク配分をしてくれる仕組みになっています。

そのためあらゆる場面で車側が自動で判断し最適なトルクを調整してくれます。

また、片輪がスリップしてしまった場合、左右のタイヤの回転差を制御しているギアによってもう片方のタイヤに駆動がかからなくなってしまいます。

そんな場合その空転しているタイヤにブレーキをかけて動きを抑制し、もう片方のタイヤにトルクがかかるようにしてくれるブレーキLSDというシステムもあります。

 

★三菱 アウトランダーPHEV

引用:https://motorcars.jp/the-supplement-production-mitsubishi-motors-to-outlander-in-pajero-manufacturing20150912

 

アウトランダーは前後駆動力配分システムの「ツインモーター4WD」をベースに、左右駆動力配分システムのアクティブヨーコントロール、アクティブスタビリティコントロール(車両安定化制御装置)、ABSを統合制御する三菱自動車独自の「S-AWC(スーパー・オールホイールコントロール)」が採用されています。

また、路面状況に応じて4つのモード切替が可能であり、通常走行の「NORMAL」と走破性を高める「LOCK」、雪道に特化した「SNOW」、峠道など機敏な走行を追求する「SPORT」と、それぞれ使いこなせます。

2WD(FF)車が発進時に盛大なホイールスピンによるパワーロスが発生するのに対し、前輪のスリップを検知するとすぐさま後輪にトルクが配分されるため、スムーズかつ安定した発進・加速が可能です。

特に、低速トルクとレスポンスに優れたモーターを主動力とするPHEVは、強力かつ気持ちのよい加速が印象的です。

また、圧雪路よりもさらに滑り易いアイスバーンの場合は、SNOWモードを選んだ方が効率的かつ力強い発進が可能です。

 

★スズキ ジムニー

引用:http://kakaku.com/item/70100710175/

ジムニーは、悪路の走破力と耐久性を重視したSUV。

ステアリングはボール&ナット式が採用されていて、先代ジムニーに比べてハンドリングの正確性が高められています。

舗装路の峠道などを走ったときの曲がりにくさもなくなり、軽自動車のオフロードSUVの中では走行安定性も満足できます。

また、悪路で車輪の駆動力が失われた際に、空転した側の車輪にブレーキをかけることで、もう片方の車輪に駆動力を確保する「ブレーキLSDトラクションコントロール」と呼ばれる、悪路走破性を高める機能が採用されました。

さらに、滑りやすい下り坂では、アクセルとブレーキをクルマにまかせて安定して下ることのできる「ヒルディセントコントロール」、登り坂での発進の際に約2秒間ブレーキをかけてくれる「ヒルホールドコントロール」が装備されています。

これらの機能は使いやすく安全にもつながる機能として高く評価されています。

軽自動車であるジムニーは、重いボディに対応するために搭載するエンジンはターボのみです。2,000回転以下では駆動力が下がりますが、それ以上になるとターボの効果で運転しやすくなります。

さて、様々な車種について述べてきましたが、フォレスターはあえてあげませんでした。

フォレスターはこれらの車種と比較してもさらに雪道に強い、という評価をされています。

エクストレイル、アウトランダー辺りは非常に雪道、悪路に強いことで有名な車ですが、それを凌ぐのがフォレスターです。

フォレスターの雪道での走破力は抜群で、4WD車のランキングでも常に1位をキープ

少々、前置きが長くなりましたが、なぜフォレスターが雪道に強いのか。

その秘密を探ってゆくことにしましょう。

 

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なぜ、フォレスターは雪道に強いのか

雪道に強いフォレスターはもちろん4WD(4輪駆動)。

SUVの先駆けであり、オンロードでの豪快な走りとオフロード車に匹敵する走破性を備えた、新しいカテゴリーのクルマです。

最低地上高は220mmを確保し、オフロード走破性を更に高めています。

エンジンは直噴化に合わせて全体の90%を新規製作したという力の入ったエンジンで、燃費改善、振動低減、出力向上などが図られています。

オフロード4WDの性能を引き上げる機能として、スバル独自の「Xモード」の中のSNOW・DIRTモードに加え、「DEEP SNOW・MUDモード」が追加されました。

このモードにすると自動的にトラクションコントロールがオフになります。

トラクションを得るためにタイヤの空転を許容し、パワーを絞らずESC(Electric Stability Control)のブレーキ制御で空転するタイヤにブレーキをかけ駆動力を高めてくれる仕組みです。

急斜面もモーグルも楽々クリアし20度を超える急傾斜もスルスルと登っていってしまいます。

フォレスターは、空転しているタイヤにブレーキを掛けることで、反対側のタイヤに駆動力を作り出してくれるクロカン4WD並の走破性、踏破性を発揮してくれます。

クロカン4WDならローレンジを使って駆動トルクを増して走らせますが、フォレスターはもちろんローレンジはなく、通常のギヤどころかCVTでも駆動トルクを発揮します。

こんな場面でのCVTは、エンジン回転だけが上がってしまいそうですが、思いのほかスリップ感がなく、ダイレクトな感じでエンジントルクを路面に伝えてくれます。

ざっくりまとめますと、フォレスターは駆動力調整がかなり強力に機能する設計のため、雪道含む悪路に非常に強い、ということです。

 

 
 

 

X-MODEの素晴らしさ

4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで、悪路からのスムーズな脱出を実現するX-MODE。

フォレスターでは新たに2モードタイプを採用しました。

雪道や砂利道など滑りやすい道を走行する時は「SNOW・DIRT」モード。

深雪やぬかるみといったタイヤが埋まってしまうような道では「DEEP SNOW・MUD」モードを設定。

路面を見てモードを選択するだけの簡単操作で、さまざまな道を安心して走ることができます。

また、下り坂などで車速が急に上がってしまうような場面では「ヒルディセントコントロール」が作動。

ブレーキ操作に気をつかう雪道や砂利道の下り坂などでも、常に一定の車速を維持しながら下ることができます。

出典:https://www.subaru.jp/forester/forester/driving/performance.html

あとがき

フォレスターが雪道に強いとされるのはまず、基本的な設計が駆動力をうまく調整してくれるということ、またX-MODEを搭載していること、が大きな理由でしょう。

またX-MODEの機能も進化されているだけに、今後もフォレスターが雪道において最強という説は揺るがない事でしょう。

新型フォレスターは見どころが多くとても魅力的なクルマです。

SUVとしての走破性・性能だけでなく、安心・安全で長く乗り続けられる信頼と実績を兼ね備えたクルマだと思います。

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