フォレスタ－新型フルモデルチェンジの発売日は？価格や値引き情報も

スバルと言えば、国産自動車メーカーでも、個性的なメーカーと言えるでしょう。

もともと、戦時中のゼロ型戦闘機、ゼロ戦の原型にもなった中島飛行機と言う飛行機メーカーがそのまま車作りのメーカーになったのが、今のスバル自動車の原型です。

その時代を引き継ぐものとして、あの、独特なサウンドを醸し出す、ボクサーエンジン。

水平対向と言う、車のエンジンには不向きと言われたエンジンを、そのシンプルさと小さめのエンジンと言う長所を生かして、見事に現代まで受け継がれています。

マフラー音から聞こえる、バイクか、それこそ飛行機のプロペラ機とも間違うくらいのサウンドは、スバリストと呼ばれる、スバルファンに愛されています。

また、今でこそ撤退してしまいましたが、WRCと言う世界ラリー選手権において、数々の栄光を手にしたのもご存知の方も多いでしょう。

インプレッサを軸に素晴らしい存在感を世界に示すことができました。

そんなスバルの魅力を、スバルは新型フォレスターにどのように生かしているのでしょうか。

まずは、価格面から見ていく前に、すこし、フォレスターについて触れておくことにしましょう。

フォレスターは成人していた

フォレスターは今年で21歳。

今では立派なスバルの基幹車種に成長しました。

意外とも思われるかもしれませんが、初代フォレスターが登場したのは、1997年12月。

今回発売された、新型フォレスターで既に5代目になります。

その年に生まれた方が、免許取得可能年齢以上の年代をフォレスターは生きてきたことになります。

今の国産メーカーで20年以上の歴史を持つ、SUVは少ない状況の中で、やはりその独特な車作りを時代の流れに上手に乗って、ファンを獲得しながら、今回の5代目に行き着くに当りました。

実は、初代フォレスターには、ターボ車しか設定がありませんでした。

もちろん当時の技術力からしても現代のような機械的な要素は少なく、車のドライビングそのものをSUVでも楽しみたいと言うユーザー向けに開発されたこともあり、MT車も標準設定されていました。

そして、スバルお得意のフルタイム4WDも標準装備。

今まで、SUVに興味がなかったユーザーも引き込みながら成長していきます。

そして、スバリストなら、ご存知でしょう。

フォレスターにもSTIバージョンが発表され、250馬力にチューンナップされた車体と、スバルブルーで塗られたかっこいいフォレスターも登場したのでありました。

並みのスポーツカーでは太刀打ちできないほどのスペックで、ファンを魅了します。

ところが、2000年代に入り、ガソリン価格の高騰、ハイブリッドの台頭により、徐々に車メーカーも製造する車自体の性能を、その時代のニーズに合わせないと売れなくなる時代に突入すると、フォレスターも論外ではありませんでした。

2代目、3代目、4代目と燃費を追及していくあまりに、徐々に最初のじゃじゃ馬感を排除しながら、5代目のような高級SUVへと進化していくことになりました。

新型フルモデルチェンジの価格はいくら？

5代目フォレスターの価格を見てみましょう。

まず、ベースグレードである、Touringでは、2808000円からとなります。

このグレードがフォレスターの基本モデル。少し装備を加えたPremiumでは、3024000円。

その中間に位置する、XBreakでは、2916000円。

ボクサーエンジンを初めてハイブリッド化したモデルである、Advanceでは、3096000円となっています。

ボディーカラーをクリムゾンレッドパールにすると、プラス32400円となります。

価格を見ると他メーカーのSUVモデルと比較して、高いと言うイメージを持たれる購入希望者の方も少ないようです。

それもそのはずで、全グレードにスバル独自開発した安全システムのアイサイトが標準装備されています。

フォレスターに搭載しているアイサイトは、今までは前方を見守ることを主にしていた仕様で初内当時はかなり話題性があり当時も人気となりましたが、今回の新型フォレスターに搭載されているアイサイトの機能はそれよりも各段に上がっている点は見逃せません。

大きな特徴とも言えるのが、後方視界にも対応できる仕様にしたのはもちろんのこと、運転者の居眠り防止機能も付けた進化版になっている点も注目したいところです。

もともとスバルが目指したアイサイトと言うのは、人と人を少しでも近くすると言うコンセプトで開発された機能。

今まで、車を単なる移動の足として使用してきたものを、より人間の相棒的な存在にするために、スバルが開発したものです。

このアイサイトが新型フォレスターに全て標準装備されていると言うのはとってユーザーには喜ばしいことであり、それが300万円を切る形で販売した、スバルのメーカーとしての企業努力も伺えます。

新型フルモデルチェンジの発売日はいつ？

正式な発売日は2018年7月19日とすでに販売されています。

ただし、この時点で、新型フォレスターの予想受注数がはるかにメーカーの予想を超えており、納車は3か月待ちと言う情報もあります。

先行予約されたお客様は、もともとSUVが好きな方が狙って予約したのもあるでしょうが、先に述べたようなスバル独自の性能に惹かれて予約をされた方も多いと予想されます。

ですが、この時点では、スバル初のボクサーエンジンハイブリッドであるe－BOXERを搭載しているAdvantageモデルは9月14日に発売されます。

これがもっとも注目される車種になること間違いありません。

価格からも見てわかるように、このグレードでも3096000円となっていることから、他のセダンタイプのハイブリッド車種に比べいかに割安であるかもお分かり頂けるかと思います。

新型フルモデルチェンジ値引き情報について

実際に、値引き交渉をするにあたり、やはり少しでも値引きをしたいと思われている方にとって、あまり期待しないほうが無難であると言えるでしょう。

そもそも、車両本体が他メーカー車種に比較しても安いほうです。

おおよその現行値引き可能額は12万ほどと言われています。

その際、競合に出すとよいのが、今回ホンダから発売されたばかりのCR-Vだとか、SUVでも比較的安定した人気のある、日産のXトレイルではないでしょうか。

あとは、敢えて引き合いに出すなら、トヨタのCH-R。

この3車種と比較してみて、実際にスバルに出向くと効果的な値引き交渉もできると言われています。

ただ、やはり注意しておきたいのが、あまり値引き交渉に真剣になって、スバルの担当者さんを困らせてしまうことだけは注意しておきましょう。

独特なメーカーであるがゆえに、担当者さんもスバルの車好きな方が多いのも事実なようです。

実際に出向く場合には、スバル乗りの友人の方などが一緒であれば、メーカーさんもより話に乗ってくれたりするものです。

また、購入希望者が、スバルユーザーなら、尚更値引き交渉もうまくいきやすい傾向があります。

本当に車好きの方が多いのもスバルと言うメーカーの特徴の一つだと言われています。

また、これは一般的に言われていることですが、決算月を狙う、3月・9月・12月と言った月には値引き率が高いと言われています。

メーカーから販売店に車を販売する際にはそれなりのノルマがあるみたいです。

このノルマを達成するが為に、決算月に力を入れて販売店は値引きを強化することもあるようです。

また、これも一般論ですが、同じメーカーの販売店同士も競合させることもありです。

販売店は同じ看板でも中身は別会社となっています。

同じ地域以外で隣町の販売店などにも出向き、広範囲で値引きを探ってみることも、有効な値引き手段と言われています。

あとがき

かなり、ざっくり新型フォレスターの魅力を伝えながら今回お伝えしていきましたが、まだまだフォレスターの魅力を伝えきれていません。

実は、今回のフォレスターにはSUVでもここまで搭載するかと言う装備も満載であり、燃費性能も各段に上がっています。

あなたがもしフォレスターを購入の希望をしているなら、ご自身で体感されるのが一番です。

すこしでも今回の記事が参考になれば幸いです。